【レポート】第6回 悠々読書会 2月3日

新年を迎えて本格的な冬が到来した日に第5回悠々読書会は大崎で開催されました。

この記事では、紹介された本と、そのブックトークを紹介します。
当日のブックトークはもっともっと熱のある内容でしたが、書記の性能の問題ですべてを記録してはおりません。

カラー図解 進化の教科書 第1巻 進化の歴史
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カラー図解 進化の教科書 第2巻 進化の理論
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カラー図解 進化の教科書 第3巻 系統樹や生態から見た進化
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・進化とは遺伝子頻度が変化すること
・世代を経ても変化しない
・集団の大きさが無限大であること
個体数が多いこと
ある遺伝子型の生存率と繁殖率が等しいこと
個体の移動によって遺伝子流出しないこと
突然変異が起こらない
・以上4つが崩れることが進化が起こるとする
・優性遺伝子や劣性遺伝子
・優性劣性のない遺伝子、多い
・進化論、これがないと生物学は博物学になる

→統計学的に割り出したものが進化になっている?
・モデルをつくって、それをあたはめることをやっている
→進化論はつきつめると面白そう
→猫だと金目銀目のオッドアイ多いと聞いたが?
・色素はタンパク質、酵素の働きによっている
→どんな立場で書かれている?
・中立説も紹介されているが、性淘汰を言っている
→有利な遺伝子ほど劣性遺伝なのは不思議
・劣性でも最終的には集団の中で広がる

→優性劣性があって成り立つもの?
・人間の目にみえないものをはっきりさせるのが優性劣性の考え方
→いつ出版された本?
・2013年の本
・意外と日本は進化論に抵抗がない
→なぜだろう?
→古事記や日本書紀がウソになるのだが?
・あんまり信じている人がいなかったのでは?
・日本は科学や唯物的な考え方が強い
・欧米よりも強い

→進化論はロンなので学を横断するのが難しさを呼んでいる 複雑である
・学ではある、学として成り立ってはいる
→広まりにくいもの
・日本でも進化論そのものを研究している人はあまりいない
→ゴリラの研究をしている人はいるが…
・人間の行動に結びつけやすいのでゴリラを通じて進化を研究する人いる

TOKYOオリンピック物語
野地 秩嘉
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・東京五輪の裏方の人を取り上げた本
・日本経済の黎明期を支えた方がかいている
・シェフの村上さん
・もともと帝国ホテルで働いていた
・冷凍食品を作るにあたって、様々な食材をつかって実験した
・試行錯誤を行った

・政治的な問題があったインドとパキスタン
・インドとパキスタンの選手に気遣いしたことでプレイに集中できるようにした
・サンドイッチを集団で作ってみたエピソード、システム的な調理をやってみたら一晩で作れた
・同じようなシステムでサンドイッチをたくさん作って販売することができた

・五輪の試合結果を瞬時に伝えるコンピュータシステム
・日本IBMのタケシタアキラさん
・当時は試合結果が運営から出てくるのに時間がかかった
・手仕事だったため一日以上かかった
・それを瞬時に報道できるようにした

・国ごとのメダルの数を報道したのも東京五輪がはじめて
・それもタケシタさんのつくったソフトが初めて
・ルールを学んでソフトを開発
・関係者の信頼も得て開会式を迎える
・システムを作ったことで喜んでもらえたのが小さな国の報道関係者だった
・瞬時にわかったのが有難かったと言っていた

・おおくの関係者が国のためにという意識でやっていた
・予算の乏しい条件で東京五輪を盛り上げようとした人たちの熱意の詰まった話がのっている
→市川昆も予算で協力していた?
・市川は動画のカメラマンを集めて大人数の体制で望んだ逸話がある
・アベベのマラソン
・ポイントごとにカメラマンを配置して数十人を起用した

→ibmの記録をとるシステム、東京五輪が契機でつくられた?
・そのとおり
→いろんなものがそこから始まったと感じた
・いろんなものの礎となった
・応用されて三菱銀行の預金管理システムになった
・これから金融システムの利便性が向上した
→すばらしい技術の進歩を感じる
・他の社員も逃げたい気持ちだったのを踏みとどまった
・日本の技術を世界に知らしめたい気持ち

・軽井沢で行わてた試合の結果がすぐにわかった
→どうやってわかったんですか?それは?
・プレスセンターに印刷されたものを送っていたんではないか

・セコムは当時から電電後者の回線を利用することをやっていた
・言葉の違う人たちに伝えるためにピクトグラムも東京五輪から始まった
・五輪のロゴマーク、エンブレム制にしたのも東京五輪はじめて
→本人に取材して書いている?
・参考文献も多いが、当事者に話を聞いたのではないか

窓の魚
西 加奈子
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・作家には波があるものだと思っている
・ところが西加奈子さんは波がない
・でも西加奈子さんの作品はこれから読み始めるのはよくない
・温泉にいくストーリー
◎場面をかいつまんで朗読
・アキオはヤンチャなイケメン、ナツは美人だが自分ではそう思っていない
・アキオはタバコをすう、ナツはタバコがきらい
・最終的にすべてが明らかになる
・読み手の解釈に委ねられている
・そもそも男性が主人公なのは西加奈子には他にあるが珍しい

舞台
西 加奈子
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◎場面をかいつまんで朗読

・主人公は自意識過剰、つねに反省の人生を生きている
・父母への嫌悪感、だが主人公は無職
・自意識過剰で羞恥心強い
・ポーズをつけないでいられない
・そんな主人公が過去を振り返りながらNYで成長していく物語
・男性は読んでください、女性は読まないでください
・女性の反応は「感情移入できない」であろうから

→西加南子は女性のダメな部分を描いてよい作家だと思っていた
・そのとおり
→NYの逸話はあるあるだと思った
→NY一人旅やったことあるが、おのぼりさんだと思われたくない気持ちになった
→そういう自意識はもったことあるが、ひねくれたところのある男の子だと思った
・そのとおり、父親からの影響が強い
→父親の幽霊という非現実的なところも面白い
・父親が関係している
・なぜ29歳になってNYに来たのか?
・ヒントである

・西加奈子、読んでほしい
→これを機会として読んでみたい
・ベストテンに入るほど好き
・読みやすい作家が好き
・読みにくい文章、そんなに良いとは思わない
・白いしるしは面白いが読んでいる人多い
・まずは白いしるしからどうぞ

・城崎温泉でしか販売されていない本

城崎裁判
万城目学

城崎へかえる
湊かなえ

・城崎裁判は温泉で読めるように加工した本
・蟹を意識して加工した紙を使用した本
・湊かなえ、怖い話を書く人くらいに思っていなかった
・それが意外な面を知ることが出来た
・書店では絶対買えない本だが、そういう本があるのです

・娘の視点で書かれている
・カニを食べる話
→読みたくて訪問する湊ファンはいる?
・あまりいないようです
・企画を知ってる人があまりいない
・湊かなえは毎年訪問していると言っていた
→続ければ読書家が通うイベントになりそうだ

→万城目の作品が気になる
・30ページくらい
・温泉につかったまま読了できるボリュームである
→普通の本はどういうのを読んでいる?
・原田マハ
→訪問したいと思った
→遠い
→京都駅から片道3時間
→但馬牛、ブランド牛の元祖
→食べ物の美味しいところ
→二度訪問したというのはたいしたもんだ!

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・エンタテイメントとしても読めるし文学としても読める
・古典のつもりで読んだが意外に現代的だった

・ナポレオンに対するあこがれしかない主人公
・名誉には敏感
・自分が何をやりたいというのがない
・結果、女性に振り回されて名誉のない末路を迎える
・これがなかなか現代的な人物像
・ホリエモンに何となくあこがれてしまう若者
→さらに下の世代はまた別のことを考えている
→もっと現実的な傾向が強い
→さらに次の世代となるとまたあこがれを持つようになるかもしれない

 

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